SECTION 01 全体像
結論:営業業務に、月50時間かかっています
推計される経営影響額は270万円/年です。主因は「業務設計」。最初に「入力形式と通常手順を一つにそろえる」を進めます。
結論は3つです
- 01営業業務には50時間/月かかり、推計される経営影響額は270万円/年です。
- 02主因は「業務設計」です。入力形式と通常手順を一つにそろえる
- 03現時点では外部支援の見積は不要です。
SECTION 02 事実
3つの領域に、いま何時間・いくら投じているか
営業
- 月の作業
- 50時間/月
- 年間の経営影響額
- 270万円/年
- 整備度
- 35点
- 根拠の確度
- B
デリバリ
- 月の作業
- 24時間/月
- 年間の経営影響額
- 99万円/年
- 整備度
- 52点
- 根拠の確度
- C
バックオフィス
- 月の作業
- 10時間/月
- 年間の経営影響額
- 39万円/年
- 整備度
- 54点
- 根拠の確度
- A
確度A=実測、B=記録から集計、C=体感・未把握。未回答を0件とは扱いません。 金額は時間単価3,000円/時(全社一律の既定値)で試算しています。
3つの数字は、同じ物差しで測られているか
条件付きで比較可。1領域に体感値・未把握があります。順位は暫定で、差の大きさは断定しません。
3つの領域を、整備度と経営影響で並べるとこうなります
横軸は仕事を安定して回す整備度、縦軸は年間の時間・品質・機会損失です。整備度だけで「悪い領域」を決めません。
AI活用の現在地を、5つの軸で見る
顧客・事業・業務の理解とは別に、活用・データ・業務設計・人材・安全管理を採点しています。
SECTION 03 診断結果と課題
原因候補を並べ、根拠がないものを除外しました
主因の見立ては「業務設計」です。現在の情報と手順の中で、現場が合理的に対応した結果として今の状態が生まれています。
業務設計主因候補
原因スコア 45
- 営業は元データの形式が主因です。AI導入より先に、表計算など機械で読める形式へ変えます。
この原因なら:入力形式・手順・例外をそろえると、手戻りと処理時間が下がるはずです。
判定根拠:D1・D5・P1・W1相当確認:回答根拠を実例で確認
計測
原因スコア 25
- 体感値または未把握の時間が残っています。
この原因なら:2週間測ると、体感値と実測値の差が明らかになるはずです。
判定根拠:時間の出所・P4・P5相当確認:回答根拠を実例で確認
運用
原因スコア 25
- 操作経験または相談先が不足しています。
この原因なら:練習と相談先を用意すると、継続率と確認品質が上がるはずです。
判定根拠:H1〜H4・H6・U2〜U4・P6相当確認:回答根拠を実例で確認
前提
原因スコア 0
回答上は除外
この原因なら:対象業務を変えると、処理量または効果見込みが上がるはずです。
判定根拠:A1〜A5・B1・P2相当確認:該当なし。A1〜A5・B1・P2相当に該当する回答なし
外部要因
原因スコア 0
回答上は除外
この原因なら:承認経路や取引条件を変えると、待ち時間が下がるはずです。
判定根拠:E1・E2相当確認:該当なし。E1・E2相当に該当する回答なし
因果関係を断定する条件が不足しています。主因は候補として表示し、実例で確認します。
3つの領域を、それぞれ診断します
営業
最優先評価できる点
- 情報の置き場と形式が共有されています。そのため、共通データから改善を始められます。
- 作業時間を記録で説明できます。そのため、改善前後を同じ指標で比較できます。
確認する課題
- 手順と例外が担当者の判断に残っています。
- 道具を継続利用する運用がまだ定着していません。
デリバリ
次点評価できる点
- 情報の置き場と形式が共有されています。そのため、共通データから改善を始められます。
- 通常手順を複数人で再現できる土台があります。そのため、小さな試行を他の担当者へ広げられます。
確認する課題
- 道具を継続利用する運用がまだ定着していません。
バックオフィス
様子見評価できる点
- 情報の置き場と形式が共有されています。そのため、共通データから改善を始められます。
- 通常手順を複数人で再現できる土台があります。そのため、小さな試行を他の担当者へ広げられます。
- 作業時間を記録で説明できます。そのため、改善前後を同じ指標で比較できます。
確認する課題
- 道具を継続利用する運用がまだ定着していません。
個別課題 01〜05
- 01営業
手順と例外が担当者の判断に残っています。
- 02営業
道具を継続利用する運用がまだ定着していません。
- 03デリバリ
道具を継続利用する運用がまだ定着していません。
- 04バックオフィス
道具を継続利用する運用がまだ定着していません。
- 05デリバリ
デリバリの1件18分は体感値です。実測値と分けて扱います。
回答の食い違いを、先に確認します
デリバリの1件18分は体感値です。実測値と分けて扱います。
SECTION 04 やること
打ち手は順序が成否を分けます
- 01形式を変える
入力形式と通常手順を一つにそろえる
時間の原因がAIでなく、入力形式や手順にあります。
完了の目安:通常1件と例外1件を、同じ入力形式と手順で再現できる。 - 02測る
最優先候補の作業時間を2週間測る
改善前の数字がないため、効果も優先順位も確定できません。
完了の目安:件数・実作業時間・待ち時間を分けて記録できる。
AI導入の前に、先に解くべき条件が1つあります。
営業は元データの形式が主因です。AI導入より先に、表計算など機械で読める形式へ変えます。
今回、当社の支援が不要と判断した項目
AIが効く条件、打ち手、実行体制のいずれかが未確定です。現時点で当社サービスの見積は不要です。
判定根拠:AI-GOまたは支援条件が未達。AIが効く条件、自社で実行できるか、既存ツールで足りるか、費用を回収できるかの順で判定します。
比較先として、公的支援機関の無料相談、地域の商工会議所、現在利用している業務ソフトの販売会社も同じ条件で確認してください。
削減可能性の試算:4〜10%。保守的な年間効果は約11万円です。
SECTION 05 持ち帰り資料
社内確認・意思決定・相見積もりに、そのまま使えます
社内確認シート
- デリバリの1件18分は体感値です。実測値と分けて扱います。
対象業務の担当者に、業務記録・元データで確認。判定の前提が変わる可能性があります。
意思決定用1枚
- 決めること
- 営業の改善着手
- 現状
- 年間影響額は約2,700,000円
- 打ち手
- 入力形式と通常手順を一つにそろえる
- 費用・回収
- まず社内で検証
- 見送る影響
- 処理時間・手戻り・機会損失が継続します。
- 決裁者
- 業務責任者・予算責任者
- 根拠
- 本診断の回答・業務記録
見積依頼用の要件メモ
- 対象
- 営業の通常処理と確認工程
- 対象外
- 外部承認・法的判断・最終決裁
- 業務手順
- 標準品の見積書作成
- 入力
- 現在利用中の帳票・データ
- 例外
- 例外条件は要確認
- 完成条件
- 通常1件と例外1件を、同じ入力形式と手順で再現できる。
- 制約
- 基幹システムは変更しない。顧客情報の外部AI入力は禁止。
- 予算
- 予算上限 300,000円
各社へ同じ条件で聞くこと
- 既存製品で対応できる範囲はどこか
- 費用と運用工数を含む回収期間は何か
- 誤り・例外・情報管理をどう扱うか
業界比較の扱い
卸・小売・ECの比較基準を登録しています。現在は仮置きのため、順位や平均との差は採点・表示に使っていません。
同条件の実測データが30件以上集まった指標だけを相対比較に使います。
この診断で分かること・分からないこと
回答から、優先候補、AIを使わない条件、次の確認事項を整理しています。実際の削減額、法令適合、導入効果を保証するものではありません。診断の到達度は95%です。
判定基準 2026-09-17.9
付録
付録A AI活用22問の回答
- U1 対象業務で、会社が認めたAIを使っていますか
- 個人の判断で試している
- U23 AIに任せる作業と入力方法を共有していますか
- 一つの用途を決めた
- U4 AIの出力をどう確認していますか
- 気になった所だけ見る
- U5 回答の根拠に使う資料を指定できますか
- 一部の資料を指定できる
- D1 対象業務の入力情報はどの形式ですか
- 一部を表計算で扱える
- D23 必要な情報の保存場所と正確さを管理していますか
- 主な保存先を共有している
- D5 必要な項目をまとめて取り出せますか
- 一部をコピーできる
- D6 安全に試すためのサンプルがありますか
- 匿名化したサンプルがある
- P1 対象業務の手順を他の人が再現できますか
- 主な流れを書いている
- P2 通常処理と例外処理を分けていますか
- 代表的な例外を共有
- P4 作業時間や件数を測っていますか
- 体感だけ把握
- P5 出来上がりの品質をどう判定しますか
- 最低限の確認項目がある
- P6 小さく試して継続・中止を決められますか
- 対象を限定して試せる
- H1 担当者がAIの基本操作を再現できますか
- 説明を見ながら使う
- H2 困ったときの相談先がありますか
- 社内外の相談先がある
- H3 実務に近い練習の機会がありますか
- 匿名サンプルで練習する
- H4 改善を進める担当者と時間がありますか
- 責任者と継続時間が決まっている
- H6 現場の不安や前回止まった理由を把握していますか
- 主な不安を確認した
- G1 AIへ入力してよい情報を決めていますか
- 各人の判断
- G2 利用規約とデータの扱いを確認していますか
- 利用者個人が確認
- G4 AI出力の最終責任者を決めていますか
- 用途ごとに確認者がいる
- G5 誤送信や誤回答が起きたときの対応がありますか
- 連絡先だけ決めている
付録B 事業・業務理解の回答
- 改善したい仕事は、どの領域ですか
- 営業
- 従業員数(会社全体)
- 1〜49人
- 今回、最も改善したい数字
- 作業時間を減らす
- 主な業種・事業
- 機械部品の卸売
- 会社名・部署名
- 【架空例】瀬戸内パーツ 営業部
- 今回、診断する範囲
- 営業部の標準品見積業務。特注品の見積は含めない。
- 商品・サービスを使う人、選ぶ人、支払う人
- 地域の製造業。工場が使用し、購買担当が選び、本社が支払う。
- 提供するものと、お客様が選ぶ理由
- 標準部品を小ロット・短納期で納品し、顧客の生産停止を防ぐ。
- 売上の生まれ方・利益に影響する条件
- 数量と品種ごとに受注。仕入価格と再作業が利益に影響する。
- 今回、一番改善したいこと
- 価格表からの転記に時間がかかり、見積回答が翌日になる。
- 困りごとが、誰にどう影響していますか
- 営業の残業と回答遅延が発生する。失注への影響は未測定。
- 何がどう変われば成功ですか
- 当日回答率を60%から90%へ上げる。金額の誤記は増やさない。
- 対象業務の名称
- 標準品の見積書作成
- 業務が始まるきっかけ
- 顧客から品番・数量・希望納期のメールが届く。
- 作業に必要な情報と、その入手元
- 問い合わせメール、共有フォルダの価格表、在庫システム。
- 実際の手順を順番に
- 依頼確認 → 価格・在庫確認 → Excel転記 → 課長承認 → PDF送付
- 出来上がるもの
- 品番・価格・数量・納期・有効期限を記載した見積PDF。
- 出来上がったものを受け取る人と、その後の行動
- 顧客の購買担当者。内容を確認して発注可否を決める。
- 完了と品質を判断する条件
- 価格と納期を課長が確認し、顧客への送信履歴が残る。
- いつもの手順で処理できない場合
- 特注品は工場へ確認。今回の試行には含めない。
- 実際に手を動かす人・業務責任者
- 営業3名が作成し、営業課長が業務を管理。
- 変更や費用を承認する人
- 手順変更は営業課長。契約と費用は代表が承認。
- 影響を受ける部署・人と、気にしていること
- 在庫確認を受ける工場。営業は入力項目が増えることを懸念。
- 改善を進める担当者と時間
- 担当者が決まり、週2時間以上を確保できる
- いつまでに、なぜ変えたいですか
- 繁忙期前の12月までに標準品の見積を改善する。
- 守る条件・変えられないこと
- 基幹システムは変更しない。顧客情報の外部AI入力は禁止。
- 今回の回答者の役割と、回答の根拠
- 営業課長の2026年9月時点の説明。ここにある会社と回答はすべて架空。
- 次に確認できる資料・記録
- 匿名の見積書、直近1週間の処理時間記録。
付録C ベンチマークの出典
- 従業員1人あたり売上
- 未設定/仮置き/標本数 未設定/中小企業庁「令和6年中小企業実態基本調査(令和5年度決算実績)」(2024、S1)
- 粗利率
- 25%/仮置き/標本数 未設定/中小企業庁「令和6年中小企業実態基本調査(令和5年度決算実績)」(2024、S1)
- 人件費率
- 未設定/仮置き/標本数 未設定/厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(2024、S1)
- 領域別の人件費配分
- 未設定/仮置き/標本数 未設定/公的な領域別配分値を確認できていないため採点に使用しない(2024、S2)
- 成約率
- 30%/仮置き/標本数 0/HiroshimAI診断データ蓄積前の仮置き(2024、S3)
この結果について相談する希望する方のみ・無料
判定基準 2026-09-17.9